2007年07月23日
参議院選挙
参議院選挙の選挙公報が届いた。区議会選挙や区長選挙だと、まともに選挙公報が届いたためしがないので、今回こそじっくり公報を読んで、候補者を選ぼうと思っている。 だが、こうして改めて選挙公報を見てみても、いまいち誰に投票すればいいのか分かりづらい。 理由は大きく分けて2つあって、まず1つは、候補者ごとの“対立点”が非常に分かりづらいということだ。 今回の選挙は近年では珍しく争点が多い。年金の問題もそうだし、憲法改変の問題もある、環境問題ももちろん争点の一つに挙げられているし、格差の問題や増税の問題もある。 問題は山積みなのだが、それらに対する候補者の見解がほとんど変わらない。 年金はただちに不明部分を明確にしすべての人に等しく年金が分配されなければならない、憲法9条は守らなければならない、地球の温暖化は止めなければならない、格差は是正されなければならない・・・。みんな言っていることが一緒なのだ。 なので、候補者同士の対立点を見るためには、「ではそれらの問題の解決策として、具体的に何をするのか」を見極めなくてはならないのだが、その「具体策」について、公報で言及している候補者がほとんどいない。ほとんどの候補者が「抜本的な見直しが必要だ」とか「新しいシステムを構築すべきだ」などというばかりで、これではどの候補者に投票しても同じなのではないか、と感じてしまう。 もう1点は、これは東京の候補者に限ったことなのかもしれないが、「1人の力で政治を動かせる」という幻想に縛られている候補者が多いような気がする。 今回の選挙でも、個人立候補、無所属候補がけっこういるのだが、その政策を見てみると、例えば「高速道路を無料化しよう!」とか「インターネットで選挙ができるようにしよう!」とか、非常にミクロな政策を打ち立てていて、まず議員同士のネットワークというか繋がりによって成立する国会において、そんなミクロな政策が話題に上がることがあるのか、という疑問があるし、その人が当選すれば、独りの力でその政策が実現できるのか、と言われると、決してそんなことはない。 例えば、某発明家候補の政策を見てみると、すべての項目に「私の発明を採用すればこの国はもっと良くなる」と書いていて、この人はおそらく、いざ「私の発明」を採用しろ、という話になったときに、満場否決されれば、そこで自分が当選した意義が失われる、という事実を見ていない。 結局は、一番“まとも”な政策を掲げている候補者と、比例代表区は、とりあえず現状打破できそうな政党に投票する、という方法が一番妥当なのかもしれない。 妥当線で投票しなければならない、という時点で、何かが歪んでいる気もするが。
- posted by よっひ~ |
- 08:55 |
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