2007年06月20日
【社会】この国から梅雨が消滅しました
雨が降らない。 他の地域ではどうなのかよく分からないが、私の住む東京ではこの梅雨時にまったくと言っていいほど雨が降っていない。 エルニーニョとかラニャーニャとかいろいろ言われているが、もうこの国から梅雨は消滅してしまったのだろうか。 消滅してしまったのなら、環境省でも気象庁でもいいから、大本営放送よろしく「もうこの国から梅雨は消滅しました」と、大々的に発表してはくれないだろうか。 環境問題では、いつも「いつの間にか」事態は進行していた。「いつの間にか」森はコンクリートで固められ、「いつの間にか」メダカは絶滅の危機に瀕していて、「いつの間にか」地球は取り返しのつかないところまで破壊されていた。 『きみの知らないところで世界は動く』ということが、環境問題では繰り返されていて、その度に私たちは無力感に苛まれてきた。 たとえそれが絶望的な事実であったとしても、段階的に「もうこういう事態になっている」ということを、政府や省庁はトップダウンで発表していくべきだと思う。 「本年をもって、この国から梅雨は消滅しました。もう私たちは、雨露に濡れる美しいアジサイの姿や、雨合羽を羽織りはしゃぎまわる子供たちの笑顔、雨が続くからこそ感じられた梅雨の晴れ間のありがたさや、そして雨の中にこそあるかつて俳句の中にも詠われた美しさを、生涯、見ることも感じることも、できなくなりました・・・。」 そう発表する省庁の担当者は、せめて悔恨の念を、会見時には見せてほしいものだ。 ※『君の知らないところで~』は、言葉を引用しただけで、作品の内容は環境問題とは関係ありません。たぶん。
- posted by よっひ~ |
- 10:42 |
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