動物実験に見るこの国の排他性

 とあるブログで聞いた話で、「国際代替法会議」という国際会議が日本で開かれ、そこでEUヨーロッパ連合では、2009年から化粧品の動物実験が禁止する、と表明したらしい。
 世界各国で動物実験に関しては非難が高まっており、京都議定書には批准していないアメリカでさえ、動物実験は規制する動きを見せている。
 そんな中、先進国で唯一、動物実験をまったく規制していない国がある。

 何を隠そう、この日本なのだ。


 EUは遺伝子組み換え食品に表示義務も厳密化しており、こういった環境問題に関する決議が非常に早い。
 そのことについて私も思うところがあって、そのブログに「EUではそういう議論が活発なのに対して、日本が常に立ち遅れるのは、人種や立場や利害の衝突が日本にはなく、様々な意見が交わされる環境が日本にはないからだ」というようなコメントを載せた。
 そしてそのコメントの最後に、「一番の理想は、日本の政治の場に日本人がいて白人がいて黒人がいて、というような多様性を持たせることだ」と書いて締めとした。

 そのコメントを書いた後で思ったのだが、例えばアメリカの議会では、アメリカの国籍さえ持っていれば、白人でも黒人でも人種を問わず政治の場に就くことができる。EUも然りだ。
 なぜアジアにはそういう風習が生まれなかったのだろう。日本は他国から一度も侵略を受けたことがないから、ということで説明はつくが、そういえば中国や韓国でも白人や黒人の議員を見かけない。
 おそらくアジアでは異人種の国籍取得を認めなかったからなのだろうが、ではなぜ認めなかったのか、ということには興味がある。

 思い出したのは日本の相撲のことで、現在朝青龍の病状がどうとかいろいろ騒いでいるが、そういえば日本の国技に外国人を参加させるのはどうか、という議論はずっと前からされていて、いまだ解決には至っていないはずだ。なんとなくアジアの国々は、「自国の問題に他国は口を出すな」という主張があるようで、相撲における排他性と、政治における排他性がだぶって見えてしまう。

 一番の疑問は、政治においてそのような排他性をもった上で、経済面だけ国際化しよう、というのには無理があるのではないか、ということだ。
 環境問題でも同じようなことが言えて、政治の場が国際化されないで、環境保護の面で世界を引導するのには無理があるような気がするし、そういった矛盾を放置したままでは、環境問題の解決は難しいような気がする。

 はやく日本も真の意味での国際化を成し遂げ、できることなら、動物実験などやめてもらいたいところなのだが。

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Re:動物実験に見るこの国の排他性
こんにちは、audreyと申します。
動物実験をしていない会社の日用品を使用しています。
消費者が企業や国を変えていくんだと思っています。
Re:動物実験に見るこの国の排他性
>>audreyさん

 今はロゴナとか、動物実験を行っていないと表立って表明している製品もかなり出回ってきましたよね。
 消費者が企業や国を変えていく、というのは真実だと思います。あとは、その“消費者”の意識が今どうなっているのか、だと思うんです。
Re:動物実験に見るこの国の排他性
知りませんでした、日本に動物実験に対する規制が何もないってことを。

はっきりいって相当な衝撃うけました。
あと哀しい気分にもなりました。

やれイジメはよくない!命の大切を子供に教えるだの・・・

で、美しくなるための商品をつくるのに動物で実験ですか?

基本のところからして私には理解できません。

もともと犬畜生的な考えのお国柄も影響してるのでしょうか。


知ってる他国がイギリスだけなので偏りますが、 現在イギリスでは化粧品類に分類されるモノの 動物実験は国の法律で禁止されています。

日本でもおなじみコスメのお店BODY SHOPも商品や店舗の 入り口に「販売する商品は全て動物でのテストは行っておりません」と書いてあったりします。多くのイギリス国民はあえて動物実験を行っていない商品を選ぶんです。

んん?

日本では「この商品は動物でのテスト済みです」と書かれたほうが安心して購入を考えられる判断材料だったしてそうで怖いですね。

認識がこの時代でまだ正反対って。

自分の安心を優先するあたり人間のエゴだよな~と常々思います。

でも、薬品に関しては違うのです。イギリスでも 販売に先駆けて、必ず違う2種類の動物で、その中でも 1種類は体格の大きい、尚且つげっ歯類以外の動物でなくてはならないと法律で定めています。

化粧品類では禁止していても、他のものではしかないと いったところなのでしょうかねぇ?


動物実験にまったくの規制がないってどういう国なんだろう。

先日、地元の求人情報をみていて気持ち悪くなりました。場所がら研究所が集まっている土地なのですが、とはいえ、「動物実験に馴れている方」、「動物実験用ケージの消毒」・・・。生きるために食べる=家畜 の飼育はどうにかしてでも理解できのですが、が動物実験に使われる生き物の飼育をアルバイトなどでしてる人は一体全体・・・どういう精神状態で日々世話をしているんだろう。

子供にイジメ問題で命の大切を伝えよう!とか言ってるのに・・・。それと、これは別?なんて思ってるのでしょうかね。

日本の化粧品メーカーで動物実験はしてませんっというブランドはいつごろ出現してくるんでしょうかね。

書かれていることと私の感想はちょっと
視点がズレてしまいましたが(すみません^^;)
こちらのブログを読んでとても考えさせらました!






Re:動物実験に見るこの国の排他性
>>けろっこさん

 コメントありがとうございます。6日にコメントをいただけた、ということで、このブログをいまだに読んでいただけているかどうか分かりませんが、返事だけは書かせていただきます。

 EUは世界に先駆けて遺伝子組み換え食品の表示を義務化したり、今度中国からの玩具輸入を一切取りやめよう、という動きもあったりします。
 おそらくEUに関しては、人民一人ひとりの行動力というか、ポテンシャルという意味合いでの「力」が強いんだと思います。EUは、不買運動や選挙の投票拒否(この人には絶対投票しないようにしよう、という運動)や暴動がかなり過激に行われていて、それによる犠牲も数知れませんが、そこまでできるからこそ、本当に正義感に則った法規制が可能なのだと思います。

 動物実験は絶対悪だと私も考えますが、動物実験を行う側の気持ちが理解できないわけではありません。人間に害が及ぶ前に、まず動物で、という考え方はある意味で良心的でもありますし、人間の命より他の動物の命が下等だ、という考え方は、それこそ遥か昔からあったもので、現在までの「智慧の蓄積」があったからこそ、現代になって初めて「人間と動物の命は同等だ」という考え方が可能になったのだと思います。

 「気持ちは分からなくはないが、それは悪いことだ」。そういうジレンマがあるからこそ、企業が悪い、ということでなく、私たち一人ひとりが、声をあげていかなければならないのだと、思います。
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