平穏を支える3つの柱

 さて、エコロジーや平和な世界を構築するために必要な心の在り方が「平穏」である、と前回の記事では書きました。
 「平穏」に生きるために不可欠な3つの柱があって、それが

 '・求めない
 ・騒がない
 ・争わない'

 というものです。
 さらに細かく紐解いていくと、この3本の柱はそれぞれ2つの軸に分かれます。

 「求めない」という柱を構成する軸は、まず1つ「欲しない」ということです。
 贅沢をしない、情報を蓄えない、金を貯めこまない、・・・。要するに「ないものを他に求め、それを搾取しようとする」心を抑えよう、ということです。
 もう1つは、「期待しない」ということ。自分が為たことに対して見返りを求めたり、あの人ならどうこうしてくれるだろう、ああすればこうなるだろう、という算段をしない、ということです。

 「求めない」という概念は、最近では加島祥造さんの『求めない』という本が話題になったことで注目を集めていますが、今あるもので十分だ、今以上に何も欲しない、という気持ちが育めれば、搾取や、支配や、競争や嫉妬心をなくすことができます。そうすれば、資源を必要以上に浪費したり、争って平和を乱すようなこともなくなります。
 それに加えて、期待しない、自分のやったことが報われるだろう、という算段を求めなくなれば、期待が外れたり、報われなかったときに発する失望や怒りを抑え込むことができるでしょう。


 さて、「騒がない」「争わない」については、また次回。

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加島祥造 『求めない』 NHKで特集。求めないことを求めない 【 播磨のいぢ 】
求めないことを求めてしまって、素直に「求めない」を受け止められない自分がいて、ものすごい違和感も感じつつ、それでも気になってしょうがない。そんな存在だ。
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