キャンドルは祈りに乗って

 立教大学に行ってきた。
 立教大学では夏至に一日先立って、キャンドルナイトのイベントが行われたのだ。

 立教大学は、日本でも有数のキリスト教系大学として知られる。最近鎮魂歌やらSalvationやら、何かと宗教的な話題が多かったので、キリスト教の信仰を持つ人が、キャンドルナイトをどのように捉えているのか、興味があったのだ。

 イベントは大学内の礼拝堂で行われた。キャンドルナイトだからと言って、何か特別な行事を差し挟むこともなく、通常のミサのような感覚で、イベントは進行していった。
 礼拝堂でのミサが終わると、外に出て、フェアトレードのコーヒーをご馳走になったり、参列者で自作の詩を書き合ったりして親交を深めつつ、20時には大学全体が消灯し、キャンドルの灯りだけで歓談する形でイベントは終了した。

 キリスト教ならではの、キャンドルナイトに対する考え方や理念が聞けたわけではなかったが、礼拝堂でのミサは粛々と行われ、立教大学生の崇高な信仰心を垣間見たような気がしたし、久しぶりに大学生と親交が持てて、なかなか楽しい時間がすごせた。

 明日はいよいよ夏至、どれだけの祈りが、この国を包むのだろう。

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