オイルショックはどうだった?

 そういえばオイルショックの時はどうだったのだろう。

 かつて日本では、「地球から石油が枯渇する」という情報によって国中がパニック状態に陥ったことがある、らしい。らしい、というのは私はその現場に居合わせなかったからだが、もし環境破壊が進んで、森林資源なり、水資源なりが枯渇する、ということになれば、多かれ少なかれ、オイルショックのときのような状況が再現されるはずだ。

 なぜオイルショックは始まったのだろう。まず「石油が枯渇する」という情報はどうやって広まり、なぜ国中の人々がその情報を信じ、そしてパニック状態に陥ってしまったのだろう。
 オイルショックを考察することは、もちろん環境破壊による人々のパニックのシミュレーションと取ることもできるが、逆に考えると、国民は誰の情報なら信じ、動こうとするのか、を分析することによって、現在の社会構造を転換させるための方策を考える良いヒントとなるはずなのだ。

 反省は、生かすべきである。今ではほとんど語られなくなってしまったオイルショックだが、そこには、何かが眠っているはずだ。