ap bank work shop 第2回

 ap bank work shop第2回が行われました。本日のまとめを。

 今回の講師は「未来バンク」代表であり、ap bankの監事でもある田中優さん。環境問題に携わったことのある方なら、必ず一度は目にする、その道の超有名人です。

 お話は基本的に田中さんの著書『人類滅亡のシナリオは回避できるか』からの内容に沿っていたと思うので、内容の詳細はそれを読んでもらうとして(笑)、まとめるべき点があるとすれば、地球温暖化を食い止めるためには、

 「軍備の凍結」×「産業社会での資源浪費の抑圧」×「個人社会の電力の節制」

この3点がそれぞれ解決されなければならない、という点でしょう。どれが抜けてもいけない。この3点が3脚がごとく環境を支えていく支点とならなければならない、と。

 そして、田中さんがこと強調していたのは、「産業社会には抑圧を、そして個人社会にはエコロジーで得をするシステムの構築を」ということです。
 
 今日本の業務電力(企業や工場で使われる電力)では、「使えば使うほど電気代が安くなる」システムになっているそうで、そのため企業や工場では「電気を使えば使うほど得になる」という事態になっていて、そのおかげで全国の工場で使われる電力消費だけで、国民すべての家庭の省エネ努力をすべて食いつぶしてしまっているのだそうです。
 それを正しい形に是正するには、社員同士からのボトムアップ的な訴えが必要なのだ、と田中さんは説きます。

 逆に各家庭では、10年前の家電商品を使っている家庭では、現行の省エネ商品を使うだけで、何の努力も必要とせずに、電力を半分以下に抑えることが可能だ、ということで、例えば自分が誰かに省エネ商品をプレゼントすれば、節約される電気代4ヶ月分程度で、その商品を購入するくらいの元が取れて、「私が省エネ商品を買ってあげるから代金は4ヵ月後に払って」と言って省エネ商品を広げていけば、「誰もが1銭も損をすることなく、CO2排出量だけが半分以下に減っていく」という計算が成り立つ、と言います。

 例えば「軍備の凍結」に関しては、「すべての国が、一斉に」軍備を放棄する必要がある、とか、産業社会のシステムを変えるほどのボトムアップの力をどうやって構築するのか、という「実現化」に関する問題はまだまだ残っているものの、地球温暖化を防ぐ具体的な指針を知る、という意味では非常に勉強になりました。

 
 で、今回のディスカッションのテーマは「ap bankから500万融資されたら、何に使ってどうやってその融資額を返済する?」というもので、私は「自給自足の家を建てる」というグループに参加したのですが、いかんせん風呂敷を広げすぎた。ほとんど具体的な話はできませんでした・・・orz。