フェアトレード with love?

 「フェアトレード with love」というブログが開設されて、管理人が可愛い女の子とあって大人気だ(そういう理由か?)。

 じつは私も
People Tree」のゴールドメンバーであるくらい、フェアトレードには意識的なのである。

 がっ!

 そんなことを言いつつも、私個人は、じつはフェアトレードに関して半信半疑なのだ。

 まず「半信」は、素材がオーガニック素材であるという点。
 農薬を使わずに原材料を栽培する、ということは、土壌にとっても、生産者の身体にとっても良いことで、その点は非常に評価できる。
 そして、仕事を持てない人たちに、就労の機会を提供している点。何よりも就労の機会が与えられなければ、生活の糧が得られないという現状の中で、最低限の「働く権利」を保障しているという点も、フェアトレードの意義だと思う。

 そして「半疑」は、「公正な貿易・公正な対価、というものが具体的にどういうものなのかよく分からない」という点。
 例えば、今私はPeopleTreeのオーガニック・アルパカのセーターを愛用しているのだが、一見普通のセーター、というかちょっとしたカーディガンのような様相をしていて、これが17000円かかった。
 この17000円のうち、幾らが生産者の元へ届けられたのだろう。
 
 そもそも、途上国では生産者が不当に搾取されていて、それを公正な貿易に正す、という話があって、では実際「不当な搾取」とは、どのくらい搾取されていることで、どういう状況が「公正な」状況なのか、イメージがつきにくい。
 PeopleTreeのホームページでは、「生産者が経済的に自立できるだけの賃金」を「正当な対価」と呼んでいるようだが、日本で例えるなら、最低賃金よりも低い時給680円のところをちゃんと最低賃金時給840円を保障する、ということなのだろうか。
 だが、最低賃金を保障したところで、経済的に自立できるわけではないだろうし、だからと言って、じゃあ月給40万保障します、ということだと今度は多すぎる気がする。
 国によって物価も違うから、例えば17000円のうち、40円もあれば、その国の「自立できる最低賃金」が保障できる、とするならば、今度は「17000円」が不当に高い、ということになる。

 要するに、具体的な金の流れが見えてこないのだ。
 
 宮崎あおいちゃんがフェアトレードを紹介した「たりないピース」という有名な本があって、じつはこの本、この本の売価1500円のうち、40円をバングラデシュ、30円をインドへ寄付し、あと70円が宮崎あおいちゃんへの印税へ、250円が取材費の賄いへ、と、売価がどこへ行くのか、事細かにすべて網羅されている。
 こういうような配慮が、すべてのフェアトレード商品に欲しい。


 まあ、とにかく半信半疑であろうとも、私はゴールドにフェアトレードを推進し続ける。半信半疑は、半信半非ではないのだから。


反省

 一度書いた記事を消してみた。

 やっぱりなんかダメだ。ついつい批判的な記事を書いてしまう。
 まったく誰も批判せず、誰も敵に回さず、誰とも対立せず、エコロジーに取り組みたい。
 自らの心の平穏なくして、世界の平穏は築けないのである。

 反省。