2008年01月18日
とかちの!
「エコ・プロダクツ2007」の中でも紹介されていた、環境省主催の「エコ・ジャパン・カップ」というコンテストがあって、その中のライフスタイル部門で大賞を取った『とかちの・・・』という居酒屋がある。 産地直送食材を使った居酒屋や、名産品専門のレストランなどいくらでもあるだろうに、なぜこの居酒屋がエコロジーコンテストの大賞を取ることができたのだろう。気になったので、行ってみた。 場所は東京丸の内。丸の内、と言いつつも駅で言うと有楽町の近くで、国際ビルというビルの地下1階のレストラン街、マクドナルドの隣にその店は小さく軒を構えていた。 座席数はだいたい20席前後。そのうち13席が既に予約席となっていて、一般客は10人も座れない状態になっていた。そのくらいこじんまりとした店なのだ。 店の入り口には、エコ・ジャパン・カップを受賞した際の盾が飾られていた。 メニューを見て、なぜこの店がエコロジーの大賞を取ることができたのか、理由が分かった。 とにかくこの店、すべてが“十勝産”なのだ。肉から野菜から米からチーズからお茶まで、すべてが(さすがに酒類は十勝産でないものもあったが)。 一般に、国産野菜だけを取り扱う店や、○○県産のものを取り扱う店は数多く存在するものの、おそらく「1地域」の食材のみですべてを賄う店というのは、なかなかないだろう。 そういう意味で、「完全なコミュニティトレードだけで、丸の内で居酒屋を経営できる」ことを証明してみせた、その実績がエコとして認められたのだろう。 日本は食料自給率が低く、自国産の食料だけでは、食が賄いきれないというイメージがある。そんなイメージを払拭する可能性が、審査員の目に止まったのだろう。 エコ・ジャパン・カップの記事を見て、しかも一人で店に入ってきた、という客がけっこう珍しかったようで、店員さんが気を利かせていろいろ話を聞かせてくれた。 今は十勝産の食材を中心に取り扱っているが、今後は日本全国の“地場産”の食材を探し回って、“地場産食材専門居酒屋”にする計画があるとのこと。ちょうど私が店にいる時、山梨県でワインを醸造している、というオーナーさんが来店していたそうで、なぜか知らないが、「あそこにいるのがその人なんですよ」と、紹介してくれた。 けっこうエコプロダクツ以降、その手の関係者の人が頻繁に来店してきたそうで、私も“関係者”の一人、と思われていたのかもしれない。 こじんまりとはしているが、丸の内に似合わず(と言うのも変かもしれないが)アットホームなお店で、店員さんやシェフとの会話も楽しめるような、一人でも楽しいお店だ。 東京近郊にお住まいの方は、ぜひ一度行ってみてはいかがだろうか。 ところで、最近「1人酒」が板につくようになってしまった。これはある意味でやばい(笑)。
- posted by よっひ~ |
- 20:37 |
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