2008年03月07日
トラックバックが思い浮かばない
事務局が「トラックバック企画」なるものを行っていて、ブログの記事にコメントした手前、何か書こうと思うのだが、なかなかメッセージが思い浮かばない。 考えていて、こと環境問題については「世界がこうなってほしい」「日本がこうなってほしい」という願望を考えるのは簡単だが、「誰々に何々をしてほしい」という具他的な提案を考えるのは意外と難しいのだと気がついた。 村上龍がエッセイや著作で「もう既に「日本は」「日本人は」というカテゴライズには意味がない」ということを何度も言っている。日本は近代化の達成後、経済格差や社会的な環境の差が細分化されていて、そのことを誰もが情報として知ってしまっている。だから例えば、政治家が「日本の経済を復興させたい」と語った場合も、その“日本”とは、具体的に誰のことを指していて、誰の利益を代表し、どういう責任を取ろうと言うのかがはっきりしない。 だから、「日本は」「日本人は」という漠然とした物言いには意味がなくなっているのに、政治家やメディアは旧来の考え方を変えようとしない、と話は続くのだが、私たちも環境問題を語る際に「世界は」とか「日本は」というカテゴライズで物事を考えてしまうくせがある。私たちもそういう意味で、旧来のパラダイムから脱することが、いまだにできずにいるのかもしれない。 言い方を変えるとそれは、「世界がこうなってほしい」という願望には実効性がないということの裏返しで、これからは具体的に「渋谷にある○○という株式会社に何々をしてほしい」とか「○○というNPOに、岩手県△△市内にある森でどういう活動をしてほしい」というような、ミニマルで具体的な政策提案が必要になってくるのかもしれない。 さて、では誰に何をしてほしいのだろう。もうちょっと考えてみよう。
- posted by よっひ~ |
- 22:07 |
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