共存

 『人類消滅後の世界』とかいう本がベストセラーになっているらしい。今日本屋で特設コーナーが設けられているのを発見した。新聞を見たら、今日のテレビ番組でも、そのような主旨の特番が放送されていたようだ。

 このブログでも、かなり前から「地球を救うことと人類の滅亡の関係」について、いろいろなことを言ってきた。おそらく、地球を救うための最善の選択は、人類が滅亡することだ、という主張はこれからじわじわ広がってくるような気がする。

 人類が滅亡すれば地球は救われる、という主張は率直に言って極論だが、そういう主張が幅を利かせるようになったのは、環境問題から「共存」という概念が抜け落ちつつあることの裏返しなのだと思う。
 そういえば「持続可能社会」という言葉が「脱炭素社会」という言葉に塗り替えられて久しい。CO2がなくなりさえすれば、すべては丸く収まる、という考え方も、やはり「画期的技術で環境問題は解決できる」という考え方の投影だ。
 要するに、「自然と一緒に生きるなんて、もう無理だよ」と、ほとんどの人は考えているのだ。

 「地球を救おう」ということではなく、「誰と一緒に生きるのか」ということが、問題視されるべきなのだと思う。
 
 君は、誰と一緒に生きるつもりなんだい??