2008年06月06日
次世代の電力資源は
世界のエネルギー市場でトレンドとなっているのが 意外にも、風力発電です。 『英、世界最大の海上風力発電 20年まで、2500万キロワット分』 日本経済新聞 『米国で風力発電が急増へ:「電力網の20%に供給の可能性」も』 WIRED NEWS 『三井物産、豪で風力発電』 日本経済新聞 このほかにも、4~5月の記事を漁ると ドイツが英国同様に、海上風力発電の研究に力を注いでいたり オランダも、これに積極的な姿勢を見せていたり 日本は風力を中心とする、クリーン電力に対して 優遇税制を敷こうとしていたり......と 各国とも、ものすごい力の入れようです。 特筆したいのは、2点。 京都議定書を黙殺(批准を拒否)している 米国ですら、新たに風力発電を設けて 2030年までに米電力の20%をカバーするビジョンをまとめている点。 さらに、英国が海上風力発電により 2020年までに英電力の15%を供給する計画を持ちつつ その技術を持って、国際競争力を得ようとしている点です。 風力発電が、まだ割高で 安定供給に難があるというのは どこも同じ条件です。 それを、いかににクリアしていくか ――という所に、国としての覚悟(政策)が 伴ってくるもの。 「環境規制」は、当初 産業界にとって制約となるものです。 しかし、国がインセンティブを引き出し 罰則を固めることによって 産業界は、新たな技術力を創造し 結果、世界から評価・注目されることにもつながります。 掛け声だけで、割高分は電力会社が負担する ......という日本のエネルギー政策では 電力会社のインセンティブが得られないばかりか 草の根レベルにある、売電企業にとっても ビジネスとしてメリットを享受できません。 国是を、どれだけスループットを落とさずに ビジネスベースに落とし込めるかが 環境政策の成否に関わってくると思うのです。
- posted by macgyver |
- 22:40 |
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コメント
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- Re:次世代の電力資源は
- 日本の場合、原子力をクリーンエネルギーとして推進している感じですからねぇ。
風力や太陽光といった自然エネルギーはお寒い目標を掲げています。
多分、原子力のほうが、献金企業のメリットを享受できるからなんでしょうね。
地震大国に、原子力発電所ばかり作って、大丈夫なんだろうか? 悲しい現実なんです。
- posted by 多嶋春人 |
- 2008-06-07 22:29
- Re:次世代の電力資源は
- 多嶋さん
コメントありがとうございます。
私も、現状の原子力政策には
疑問を感じています。
耐震性も、さることながら
システムとしての原子力を、未だ
人為的に制御しきれていないと感じているからです。
それらによるリスクアセスメントを比較すれば
(もちろん、障害や問題の規模にもよると思いますが)
国是として推進することではないのでは?
......と考えています。 - posted by macgyver |
- 2008-06-08 09:10


