2008年06月28日
関西電力とシャープの太陽光発電
少し前のニュースから、ですが 『関西電力とシャープ、大阪府堺市で世界最大級のメガソーラー発電を計画』 日経BPnet 意外と知られていないのでは、という事実ですが シャープは昨年まで、世界第1位の 太陽光電池の生産量を誇っていました。 つまり、それだけの技術力と信頼性を伴った企業ということ。 まだ、計画・検討段階であるものの 関西電力とパートナーシップを築くことで 国内市場に成長ののりしろがある太陽光分野の デファクトを見定めているのかもしれません。 世界一の企業となっても 国内の認知がさほどでなく(失礼!!) 太陽光を利用するインセンティブに欠ける現状では エンドユーザにとって、必ずしも デファクトとは言い切れません。 だからこそ、電力会社から消費者まで巻き込んだ 今回のようなプロジェクトに参加することは 大いに意味があると思いますし 低炭素社会への原動力となる働きですから どんどん進めていただきたいと思っています。 実は、シャープから 世界第1位の座を奪った相手は独Qセルズ社。 技術力や、マーケティングよりも 国レベルの政策が成否を分けたといわれています。 低炭素社会へ舵を取り 仕組みとして、太陽光発電を優遇したドイツに対し ようやく「福田ビジョン」によって 言葉が謳われ始めた日本とでは 環境配慮型のビジネスの成長に格差が生じるわけです。 こうしたニュースを見ると 関西電力が、こうした計画を発表したのですから 各電力会社も続いてほしい......と思いつつも その前に、国是として低炭素社会への 具体的なロードマップを築いてほしいと願います。 参考:『「堺市臨海部におけるメガソーラー発電計画」の推進について』 シャープ
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2008年06月23日
マツダからのエコカー
マツダも、洞爺湖サミットに 間に合わせましたねぇ。 『マツダ:世界初の水素エンジンのハイブリッド車公開』 毎日新聞 『「マツダ プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」の国土交通大臣認定を取得』 日経BPnet 公開されたのは「プレマシーハイドロジェンREハイブリッド」。 特徴的なのは、水素でも ガソリンでも燃料として 走行できるという点ではないかと。 だから「ハイブリッド」なんですね。 自動車メーカーは出揃いました。 他の業界は、どうでしょうか??
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2008年06月13日
もしも、水が燃料だったら
ある意味、燃料電池のトヨタよりすごいかも ......と思ってしまうのは、私だけではないと思います。 エネルギーシステムWES 株式会社ジェネパックス なんでも、水から 電気と熱を作ることができるシステムなのだとか。 当然、化石燃料を使っていないので CO2対策には、うってつけ。 かなりのコンパクトカー(2シーター!?)で 走行テストも実施されているようですから かなり、完成型に近いのではないかと推察します。 システム毎に どれだけの水が必要になるのか? 使った水は、どうなるのか? 燃費は、いかほどか? 海水などでも使えるのか? ――などなど、かなり興味が湧いてきます。 このシステム、淡水のみで機能するか 海水も含めて使用できるかでは 本質的にエコなエネルギーであるか、差が大きく 例えばこんな記事があるわけで......。 『水は「新たな原油」:淡水生成プラントの現状は』 WIRED VISION 水の惑星......といえど 人間が使える淡水は、たった0.04%しかないのです。 そんな、全人類でシェアする淡水を エネルギーのみに使うという行為は 穀物をバイオエタノールに使うのと変わりありません。 人口増による、水の分け前の減少を待たずして 生命をかけた二極化 つまり、産油国ならぬ産水国と その輸入国との格差が生まれてくる可能性もあります。 だから、豊富にある海水でもOKっていう システム要件であって欲しい......というのが 個人的な希望です。 ちなみに、日本は一見 水が豊かな国に見えますが 「バーチャルウォーター」という考え方も。 『バーチャルウォーター』 環境省 輸入に頼っている食糧について 仮に、その食糧を作るとしたら 水はどれだけ必要なのか。 ――というのが、バーチャルウォーターの発想です。 海外依存率の高い食糧事情を踏まえると 日本は、かなりの水を 輸入に頼っているとも言えますよね。
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2008年06月12日
トヨタの環境攻勢
トヨタが温暖化対策へ これでもか、と攻勢をかけています。 『トヨタ、CO2排出の削減目標を引き上げ、2010年度に35%減』 日経BPnet 『トヨタ:地球環境への取り組み発表 「電池研究部」新設へ』 毎日新聞 『トヨタ:リチウム超える「次世代電池」の開発着手へ』 毎日新聞 『トヨタが環境対応車の事業戦略 渡辺社長「革新的電池を開発」』 日本経済新聞 『UPDATE2: トヨタ<7203.T>、大型車にも搭載可能な次世代電池を開発へ』 Reuters 上記の見出し記事は、いずれも6月11日現在のもの。 この2日前(6月9日)には、こんな記事も。 『トヨタが新型燃料電池車 マイナス30度でも作動』 CNET Japan 水素を燃料とする「トヨタFCHV-adv」を 開発したとして、すでに報道されているのに なぜ、このタイミングで さらなる燃料電池の開発着手や 海外工場を含めた、製造段階でのCO2削減を あえて、アピールしたのでしょうか。 『ホンダ:新型燃料電池車、今秋からリース』 毎日新聞(5月14日付) 『日産自動車、「マーチ コレット」でカーボンオフセット活動を実施』 日経BPnet(5月28日) 『日産、9月に低公害型ディーゼル車発売 新基準に対応』 日本経済新聞(6月9日付) ホンダの新型燃料電池車は、水素の充てん1回につき これまで150キロだった走行距離を、620キロに伸ばし 日産は、カーボンオフセットの仕組みと 低公害型ディーゼル車を展開。 そこでトヨタが取ったのは、ミート戦略と言われる手法かと。 業界2位、3位の弱者が、この1ヶ月間に打ち出した 環境配慮型のラインナップにぶつけるように 業界1位のトヨタは、それをさらに推し進めたプランを提示。 これまで培ってきた 「自動車業界で環境と言えば......トヨタ」という 企業イメージ・ブランドを守り、発展させるためにも 追随する企業を、さらに一歩リードする措置が 求められた結果だと思います。 とはいえ、一連の開発は 日々の基礎研究の積み重ね無くしてできないもの。 経営陣の独断でトンデモ発表をしてしまった ......というよりも 機は、すでに熟していたと見るべきかもしれませんね。
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