河口湖にワカサギ

ブラックバスでは観光資源として
収益を支えられないと判断した漁協が
ワカサギを放流し、釣り客を呼び戻そうという記事です。



『河口湖、バス釣り激減でワカサギ放流 「定着するの?」』 朝日新聞




記事の中にも、近畿大学教授のコメントがありますが
私も、きちんと科学的、客観的に
計画・実施していく必要があると思います。

河口湖に、ブラックバスが
いなくなったわけではありません。
さらにブラックバスは、ワカサギを補食します。

つまり、場当たり的にワカサギを放流したとしても
ワカサギが定着しないばかりか
ブラックバスが繁殖し
かえって、環境被害を生む可能性すらあるわけです。

生態系全てを把握することは困難かもしれませんが
事前調査を実施し、環境影響度を評価した上で
実行プランを策定しなければ
仮に、環境に対して悪影響を及ぼしたとき
立ち戻って検証、対策を講じることが難しくなります。

しかも、目的が経済効果ということですから
環境を悪化させてしまったときの
世間からの糾弾は、生半可なものではないと思うのですが。

神保町で講演会

夕方から、神保町にある園芸店
植物図鑑さん主催の講演会に参加してきました

講師は、園芸家であり
八ヶ岳倶楽部を主催されている柳生真吾さんです。

当初、30名ほどの定員を
想定されていたそうなのですが
あまりに応募が多かったために
急遽、近くのビアホールに会場を移しての開催でした。

NHK趣味の園芸の司会を
8年間務めただけあって、さすがの人気です。

せっかく、ビアホールなのに
ビールが出ないのが残念......と
柳生真吾さん自身、何度も漏らしていました(笑)。

とりわけ印象に残った話は3つ。

一つは、趣味の園芸のキャスターを通じて
嫌いな植物が無くなったということ。

植物を育てるのは好き......だけど
全ての草花が好きとは限らないものです。

でも、それぞれの草花の
プロフェッショナルである講師の方々に
その魅力を気づかされるにつれ
嫌いな草花が、いつしか好きになっていったのだそうです。

つまり「嫌い」なことは、その植物を
「よく知らない」からということが分かったという話。

これは、ビジネスにおいても
かなりの確立で符合する話ではないかと。

その人が好きになれない。
その仕事は私に合わない。

でも、本当は......を気づかせてくれる一言でした。

もう一つは、どうすれば植物を枯らすことなく
そして花後もモチベーションを維持できるのかという話題。

答えは毎日、その植物の所まで足を運ぶこと。

な~んだ......だけど、それが意外に難しい。

最初は、楽しもうと思って植えた花なのに
いつしか、それが義務になってしまう。

目的がすり替わってしまったことに
気づかぬまま、日々の業務をこなすなんてことも
ビジネスではありがちです。

毎日足を運ぶことが難しければ
足を運ぶことが楽しくなるように
仕掛けを作れば良いんですよ
――という点も、まさにビジネスそのもの。

最後の一つは、「どうせ枯らすから」といって
はじめから園芸やペットを育てないというのは
止めましょうよ、という話。

仮に枯らしてしまったり、死なせてしまったりしても
それは、その人の成長に必要な糧ということ。

命を考える機会は日常にはありません。
それを実感できるのは
命が生まれたときと、消えるとき。

その命が消える様を見て、悲しさを感じるからこそ
命の尊さを学ぶことができるわけですね。

園芸を通じて、そこまでスケールの大きな話ができるのも
柳生真吾さんだからこそ、でしょう。

思いつくままに話をします。
――なんて言いながら
しっかりと、ご自身の伝えたいことを
時間枠に収めるトークの技術で(さすが!!)
1時間半なんて、あっという間でした。

また、八ヶ岳倶楽部に行きたくなりました。

ヒガンバナと桜の落ち葉

私の住む、さいたま市の田園地帯には
見沼代用水という農業用水が流れています。

そのほとりは桜並木。

春には、盛大な
桜の見所となるのは、もちろんですが
実は、その木々の麓に
ヒガンバナが咲くのです。

つまり、この時季はヒガンバナの見所。

遙か向こうまで、この赤が
ずっと続いているのが見えるんです。

もちろん、桜並木に沿って
勝手にヒガンバナが群生するはずがありません。

地元の方などが、意図して植えたものが
いつしか、ここまで増えたのでしょうね。

素晴らしい!!

桜の葉は落ちて
ヒガンバナは勢いよく咲いている様を見ていると
私などは、いよいよ秋を実感してしまいます。

ところで、皆さんは
このヒガンバナの写真を見て、どう思いますか??

まだ、つぼみの状態の花に
桜の落ち葉が乗っているだけ?

いいえ。

ヒガンバナのつぼみが
落ち葉を突き破っているのです!!

「え!?どうやって?」って思いませんか?

実は、落ち葉を突き破る
芽やつぼみは、私が園芸分野で
勝手にリスペクトしている
八ヶ岳倶楽部を主催している
柳生真吾さんの著作や、ブログなどを通じて
数年前に、初めて知りました。

そこで紹介されている
冬枯れの落ち葉を貫く新芽の姿は
柳生真吾さんも「不思議」とされていて
意外にも、その理由はよく分かっていないのです。

これまで、柳生真吾さんが紹介されていた
落ち葉を貫く新芽は春先の植物
(チューリップやカタクリなど)のため
初秋でも、この現象は起こることが分かっただけでも
私にとっては、かなりの収穫でした。

こうしたヒガンバナ
よーく目を凝らすと、そこかしこに
見つけることができましたよ。

でも、このメカニズムは分からないなぁ。



八ヶ岳倶楽部ホームページ
http://www.yatsugatake-club.com/
ヒガンバナと落ち葉



CO2と植物

もちろん、そんな世界にしないことが第一ですが。



『CO2増えたら植物どうなるの? 各地で研究中』| http://www.asahi.com/science/update/0921/SEB200809210001.html?ref=rss 朝日新聞



確かに、温暖化によって
生態系が淘汰される気はするのですが
CO2濃度でも影響を受ける可能性はありますよね。

CO2は、植物にとって
エネルギーとしての側面もあります。

一方、エネルギー過多の状態が続くけば
人間の場合、メタボになるわけで......
エネルギー効率が良すぎると
かえって、短命になってしまうリスクもあるわけです。

特に、世界の主食である穀物系に
これら研究が、活かされることになるのでしょうね。

秋分の日

秋分の日の今日は
見事な秋晴れの陽気でした。

よく「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが
30度を超えるような
灼熱の陽気は、さすがに無くなりましたよね。

だいぶ過ごしやすくなったのも当然。
夕暮れの空は鰯雲で、すっかり秋ですから。

私は、この時季になると
路地の傍らで、ひっそりと咲く
彼岸花が気になります。

曼珠沙華なんて呼ばれたりもします。

なぜか分かりませんが
葉も出さず、ピンと伸びた茎の先に
大きく立体的な造形の花を付ける
その姿に、郷愁を感じると共に
秋の訪れを感じます。

そういえば、郷愁の「愁」は
「秋」に「心」と書きますね。