紅葉の下で・・・

声無くし
紅葉の下
肩並ぶ


20081026-00.jpg


大いなる自然のまえで
私たちはしばしば声を失うことがある。
敬虔な自然への畏怖は
私たちの貧困な語彙では
それを言葉で現すことなどできはしないのだから・・・

しかし、それでいい・・・
心の琴線にふれながら・・・
無言は
なにより饒舌となる・・・

けれども,無言であってはならない時がある。
命の尊厳が・・・
自由が・・・
侵されるとき・・・

弱いものが虐げられるとき・・・・

理不尽で不可解なことがなされるとき・・・

もの言わぬことが美徳とされるこの国の慣習と、
与えられた民主主義へあぐらをかいた
自己へ埋没するだけの無関心から生まれた無言とが・・・

命の尊厳が・・・
自由が・・・
侵され

弱いものが虐げられ

理不尽で不可解なことがなされている今を創りだした。

無言はおおいなる静謐さの中でこそ似合うが・・・

あまりにもやかましいこの社会では
抗うために無言であってはならない・・・

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