感謝・・・

わずか1万2千坪・4ヘクタールばかりの
ワシのちいさな森に
今日の最後の光が沈んでいく。

そして、夜がきて
ふたたび、日がのぼる。

やってくる明日は
いつもいつも新しい明日・・・・



一月も下旬にはいり
人々から正月の気分も
すっかり、消えたようだ。

新聞もテレビもない
おおきな原野には
クリスマスもお正月もない。
静かな今日が終わり静かな明日がくるだけ・・・

犬たちと猫たちと羊たちと生きる
おおきな原野の暮らしは
昨日と同じ今日があり、
今日と同じ明日が続くだけ・・・

ミズナラや白樺や胡桃と生きる
ちいさな森の暮らしには
昨日と同じ光が今日も照らし
今日と同じ風が明日も吹き渡るだけ・・・

クリスマスや正月を
特別な日として迎えるのは
人だけが持つ特別の感性・・・
今年を生きられたことを感謝し
来年をより豊かに
そして幸せに生きられることを願うから・・・・?

けれども、そのわりには
毎年毎年繰り返されるのは
より苦しく、より悲しく、より辛くなる
暮らしばかり・・・・
より奪い、より破壊することばかり・・・
いったい人は、なんのために
クリスマスやお正月を迎えているのだ?
結局、人は自分だけが今年を生きられたことに感謝し、
自分だけが来年も幸せに
生きられることを願っているのだろうか?

一年にたった一度
感謝するふりをしながら
ただばか騒ぎをし、
いつもより、さらに、そして大量に
消費が増えただけではないか・・・・

おおきな原野は・・・
犬たちや猫たちや羊たちは・・・
森のミズナラや白樺や胡桃たちは・・・
何万年もの間
今日を生き
そして新しい明日を生きている。

年にたった一度か二度
感謝し祝うのではなく、
まいにちまいにちを
感謝し生きている・・・・

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL

http://www.econakoto.net/mizunara/tb_ping/3

この記事に対するトラックバック一覧

コメント

この記事に対するコメント一覧
コメントフォーム
名前:
URL:
コメントタイトル:
コメント: