木質ペレット

こんにちは。最近再びペレットストーブの問い合わせが増えてきました。
そこで今回は木質バイオマスエネルギーである木質ペレットについて紹介します。

木質ペレットとは、樹木の伐採や造林で発生した間伐材や枝条、製材時に出る樹皮(バーク)やのこくず(今は圧倒的にこっちが多いです)を圧縮成型した固形燃料です。

実はオイルショック時には日本全国にペレット生産工場が建設されましたが(1970年代は北海道にも3箇所あった!)、その後、石油価格の下落を受けて急速になくなってしまいました。

5年ほど前までは日本で生産しているところは非常に少なく、オイルショック時から生産を継続し、より改良を追及してきた北欧のスウェーデンやデンマークが利用の先進地とされていました。しかし、最近地球温暖化対策や森林整備といった追い風を受けて、日本でも再び生産箇所が増えています。

日本の中でも特に岩手県は、オイルショック時からペレットの生産を継続している会社が存在したこと、産・官・学のネットワークから成る「岩手木質バイオマス研究会」が設立されたこと、増田前知事のリーダシップなどがあり、日本の先進地とされています。現在、ペレットを生産されている方は一度は岩手県に視察に行かれたのではないでしょうか?

岩手県よりも森林が多い北海道ですが、スタートは滝上町の2004年と日本の中では後発でした。しかし、その後、足寄町、厚沢部町、伊達市で生産がはじまり、昨年度は新たに南幌町、月形町、むかわ町、苫小牧市と4箇所が加わり、今は道内8箇所で生産されています。

生産主体は生産組合や森林組合、民間企業などです。生産地によってトドマツやカラマツを原料としています。バークを除いて木部だけで作ったホワイトペレット(灰が少ない)や、バークだけのバークペレットを生産しているところもあります。

全木ペレットの写真です。


以下に用語解説を載せます。


バイオマス:生物資源(バイオ/bio)の量(マス/mass)をあらわし、生物起源の物質からなる食料、原料・素材、あるいは燃料を意味します。
※バイオマスを燃やすと排出されるCO2は、元々は大気中に存在したものであり、植物の光合成によって再び体内に固定されます。このため、エネルギーの消費と植物の育成のバランスを保てば、大気中のCO2濃度が上昇することはありません。このような考え方を「カーボンニュートラル」といいます。

木質/林産系/森林系バイオマス:木を切り出すときにでる枝、根、間伐材や製材時に発生する樹皮や鋸屑、街路樹の剪定枝などです。これらは今までは廃棄物として捨てられてきたものですが、これを石油に変わるエネルギーとしてとして有効に使おうというものです。こうしたバイオマスの活用は地域に仕事を起し、外国からのエネルギーに依存しない、地域で循環するエネルギーづくりになります。

ペレット:未利用のまま森林内に放置されていたり、廃棄物とされていたものをエネルギー資源として位置付け、扱いやすい形に固めたものです。大きさはたばこのフィルターくらい(直径6~8mm)で、おがくずを木材が持つリグニンだけで固めた固形燃料です。

ペレットストーブ:ペレットを燃料とするストーブです。火力調節やタイマーなど自動で出来、FF式や耐震装置を備えているものもあります。ほんわかやわらかな自然の暖かさを体験できます。

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コメント

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Re:木質ペレット
すごく勉強になりました!
こんなにわかりやすく木質ペレットのことがまとまってる記事は初めて見ましたよ。
むしろ少し感動しました・・・。
Re:木質ペレット
コメントありがとうございます!!
木質ペレットをもっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします。
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