チップボイラーの記事

こんばんは。日が暮れるのが早くなって、まだ6時なのに真っ暗です。

今さらですが、9/9に北海道新聞の上川版に掲載された弊社が関わる記事を入手したので、ご紹介します。これは東神楽町にある北海道健誠社というクリーニング工場と弊社の共同事業です。



詳しい事業内容について、ちょうど先日NEDO向けに提出したパンフレットがありますので、この中から文章で載せられる部分だけ下記にコピーしておきます。

(NEDOのHPから見れるパンフレット:http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/pamphlets/shinene/2008neturiyou.pdfは昨年度バージョンなので、そのうち先日提出したパンフレットに更新されると思います。)


【フィールドテスト事業の概要】
本事業では、蒸気を大量に使用するクリーニング工場の燃料を重油からバイオマスであるチップやバーク等の木屑に切り替えることによって、
1)CO2排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献すること
2) 燃料を木屑に転換することで、運転経費を削減することを目指し、以下の事業を行います。
①チップ及びバーク等を木質ボイラーで直接燃焼させ、生成した蒸気をクリーニングドライヤ-の熱源として利用します。
②蒸気ドレン(温水)をボイラー給水に戻し、ボイラー排ガスの熱を木屑燃料の燃焼前の乾燥熱源として再利用し、省エネルギー化を図ります。
③原料の乾燥・燃焼、蒸気の供給・利用、ドレンの再利用、排ガスの再利用、木灰に至る総合的なデータの収集・分析を行います。

【研究課題及び実施内容】
<木屑ボイラープラント>
①チップ・バーク受入量、ボイラーへの投入量の計測 → 計量方法の確立・データの取得
②燃料供給から排熱利用に至る過程の各種測定 → エネルギー収支の把握、運転最適化の基礎データ蓄積
③水分など燃料以外の成分が引き起こす諸問題 → 解決策を提示
④木灰・クリンカー発生量の計測、成分分析 → 利活用方法の検討   

<クリーニング工場>
①既設重油ボイラー設備と木屑焚ボイラー設備 → 整合性の確認、ドライヤー熱源としての性能評価
②ボイラーでの重油消費量と木屑消費量 → CO2排出量算定、CO2削減効果の評価
③重油代替効果についての総合的な経済性評価

【導入普及効果】
 平成18,19年度事業の実施により、木屑焚ボイラーは重油ボイラーの代替として十分使用可能であること及びその経済効果やCO2削減効果が大きいことが分かりました。
 以上の状況から、道内外から視察者が多く、更に道内の同業者及び温泉施設等で導入が普及拡大しています。
 しかし、これまでの運転状況等から、今後、いかに良質・低廉な燃料が安定的に入手・供給可能であるか、また、積雪寒冷地における燃料凍結等の対策が大きな課題であることも分かりました。なお、概要は以下とおりです。 
<今年度事業の概要>
(1)良質な燃料の安定的な入手・供給
①新たな燃料調達先拡大に伴う実証試験:近郊森林から発生する林地残材等の可能性の検証
②燃料の凍結対策:乾燥機の有効活用及び高性能含水率計による分析
(2)ボイラープラントの改造及びシステムの効率化・省力化
①ボイラー負荷追従制御(PID制御)の導入
②新設第3工場の自動計測・記録装置の設置
(3)ボイラー効率及びエネルギー効率の向上対策
①ボイラーへの燃料供給量及び燃焼用空気量等の分析・検討
②排ガス分析による最適燃焼条件の検討
(4)残渣物の有効利用:灰の有効利用方法の検討

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