2008年10月15日
関心がある貧困
さて、今日はBlog Action Day。 世界中の人々が同じテーマでブログ記事を書くことによって、社会問題に対して提言を行うアクションで、今年のテーマは「貧困」ということで私も参加します。 自然エネルギーの会社だし、「自然エネルギーと貧困」(エネルギーも地産地消して地域の貧困から抜け出そうみたいな話)とか、せっかくネパールに行ったことだし、「途上国と貧困」(事務局ブログにもあったように、日本に住んでいる私たちが彼らの貧困を作っているんです。だからその国に行かないと助けられないんでなくて、日本にいて、途上国問題に関心を持って、自分たちの生活見直すことが彼らの助けになるみたいな話)とかいろいろ考えてみたのですが、私個人として今一番関心あるのは「若者と貧困」です。(←この分野では雨宮処凛さん大活躍ですね~。雨宮さんの話はすごすぎて若者はそこまで悲惨なのか、と驚かされます。)
私はいわゆるロストジェネレーションの真っ只中の世代なので、就職活動の時期は「何十社受けても1つも採用なし」が珍しくない就職難でした。当時は公務員が大人気で、あのとき就職できなかった友達は今でも就職できてなくて派遣だったりするわけで、「ネットカフェ難民」などの言葉を目にすると、私もその一人でもおかしくないな、と思います。 幸い今は仕事をさせてもらっていますが、病気になったり事故に遭ったりして、もしくは仕事をやめて、いつその一人になるかわからないという状況だと思っています。(だからBIG ISSUEを買います^^;) 今の日本では、正社員になって、心身に異常をきたすまで働かされるか、派遣で使い捨てみたいに不安定な身分のまま働くか、どっちにしても不幸です。私はまだ教育を受けることができたので、自分で考えて「生きていく力」を学ぶことができたと思うけど、東大の学生の親の平均年収が1000万円という話からもわかるように、所得格差が教育格差を生んでいることを否定できません(シングルマザーの平均年収はなんと170万円!!この違い)。 恵まれている人は貧しくて本当に困っている人と関係が途切れてしまっています。(自分を思い返してみても、小中学校のときはクラスに一人は貧しい家庭の友達がいて、自分と同じ社会に存在を感じることができたけど、高校、大学と進むにつれて、だんだんその存在がなくなってどこか別の社会の存在みたいに感じるようになっていったと思います。だから自戒を込めて) そんな人が「いい」大学を出て、政治家や官僚になって、日本社会の仕組みをつくるんだから、彼らの存在なんて見えていないし、どんなに訴えても実感としてはわからないから、しょうもない政策しかできないんだろうな、と思います。「障害者自立支援法」なんかはその典型。 竹中平蔵が「1泊2000円払ってネットカフェに宿を求めるのなら、月6万近くになるので十分アパートを借りられる。」と言ったそうだけど、それも当然。 でもそんな政治家を選んでいるのも私たち。普段の生活が忙しくて、明日生きていくのに必死で、政治のことなんて考えられない、という状況もわかるし、自分もそうだけど、だからこそ、自分を守るために、少しでも関心を持って、政治を良くすること考えたい。そして大事な人とのつながりを途切れないようにしないとです。
- posted by nerc |
- 12:49 |
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