2009年06月03日
北欧の社会と暮らしを学ぶ
こんばんは。札幌では、ハクウンボクやルピナスがきれいです。いい季節になってきましたね~。 さっぽろ自由学校「遊」さんで2009年度、「北欧の社会と暮らしを学ぶ」という5回の連続講座が行われています。そのイントロダクションで、私の大事な友人の鷲見さんがお話されるということで、5/20に聞きに行って来ました。 実は、NERCは、デンマークなどの北欧をモデルに社会的基盤としての地域の振興を図ることを目的に設立されたという経緯があります。私がまだアルバイトでNERC(当時は「北海道自然エネルギー研究センター」という名前だった)に出入りしていたころは、会社にデンマークグッズがたくさんあって、デンマークに縁のある人が何人か働いていて、鷲見さんもその一人でした(鷲見さんとはそれ以来のお付き合いです!)。 内村鑑三も明治時代に「デンマルク国の話」を紹介して、小国でも、木を植えたり(デンマーク人なら誰でも知っているというダルガスさんが2代にわたって植えたそうです)、灌漑に努めて、豊かな小国になったデンマークを評価しています。 「遊」さんの講座は昔から知っていましたが、聞きに行くのは初めてで、なかなかおもしろかったので、これを機会に連続講座で申し込んでみました。 ちなみに今日は2回目「自然エネルギーと農業・畜産業 ~デンマークに注目!~」でした。
5/20はイントロダクションということで、「北欧と日本の間のカルチャーショック」をテーマに、以下の2人の方からデンマークとフィンランドのお話でした。 ●鷲見 紋子(すみ あやこ) 札幌医科大学医学部衛生学講座講師 ●水本 秀明(みずもと ひであき) 北海道フィンランド協会理事、北海道大学非常勤講師 鷲見さんのお話は、デンマークに留学したときに2人の北欧の女性から質問されたことから始まります。 「日本の女性は、結婚したら仕事を辞めるって本当?」 「日本の女性は、親の介護のために仕事を辞めるって本当?」 さぁ、これにどう答えるか?そんな日本をどう考えるか?? 向こうでは、そんなことは有り得ないから、このような質問が出るのですが、なぜ有り得ないか?について、デンマークで会った女性2人の具体例を挙げて説明してくれたおかげで、すごくわかりやすく、興味深く聞きました。 また、歴史や教育、福祉、女性の就労状況などの客観的資料も充実していたので、論理的な説得力もあって、自分が話すときの勉強になりました。 質問されていた方もみんなの視点が面白かったです。「幸せ」をどう考えるか?「人生」をどう考えるか? 日本はいつでも何でも買えて、北欧は日本のようにコンビニもないし、土日はお店は休みで不便だし、気候だって、寒いし、恵まれているわけでもないのに、国民の幸福度は2008年の調査で97カ国中デンマーク1位、日本43位だそうです。 経済発展も大事だけど、何を幸せと考えるか?について、私たちも価値観を変えないと、低炭素社会も実現できないと思います。 なぞを解くカギは「教育」と「福祉」、それを実現させる国民の「政治」への関わり方にありそうです。
- posted by nerc |
- 23:41 |
- 世界のこと |
- トラックバック(0)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL
http://www.econakoto.net/nerc/tb_ping/76


