2008年04月15日
基本
ある会社さんでのお話です。 この会社さんは、記念アルバムなどをデザインし、 印刷する会社さんです。 すると、アルバムに載せるための写真等がたくさん 必要になります。 そこで、お仕事の依頼がくると、そんな写真を用意して ください、ということを、お客様にお願いをするのですが お客様も忙しいのか、これが、なかなか一回では揃わない。 そこで、とりあえず仕事をお受けし、写真が全部そろう まで、待ち状態となります。 とはいえ、納期もあることから、デザインや、印刷しても かまわない部分の作業は進行します。 すると、進捗管理が複雑になってきます。 そこで、進捗管理担当を置くことになりました。 彼の仕事は、お客様への催促と印刷工場の工程管理 部門との調整です。 当初はうまくいっていたようですが、あまりに管理することが 膨大となり、かえって、この進捗管理自体がボトルネックと なりはじめたようです。 そこで、この進捗管理をなんとか効率化しようと プログラムを入れ、自動化しようとはじめたました。 次第に、この進捗管理が大掛かりな仕事になりかかった ところで この会社の経営者さんから、 ”ところで、これは何のための仕事ですか?” という問いかけが入り、急遽ストップがかかった そうです。 この経営者さん曰く ”基本的なことがぶれていると、そのぶれを正したり さらにぶれないように管理する仕事が増える。 すると、その管理する仕事をさらに管理したり、 効率化しようとしたりする。 でも、本来このような仕事は、要らない仕事。 なぜなら、そこからは、新たな価値は生まれて いないから。 だから、基本から直していくことが必要。” この会社さんの場合は、 ◯ 原稿の入稿がぶれていた ◯ それに対応できるように、細かな進捗管理が必要になった ◯ それがボトルネックになり、さらに自動管理しようとした ということのようですね。 本来は、お客様への ”写真や原稿が全部そろってからご依頼してくださいね。 ◯◯までご依頼いただけたら、間に合いますよ。” の一言で、全部解決していたようです。 会社における様々なお仕事。 そのお仕事のものもとの起原や源流をたどっていくと どこにつきあたるのか そんなことをさらっと振り返ることも職場やお仕事を スッキリさせるためには良いことかもしれませんね。 ○ 職場で働いている人は、自分に与えられた仕事を 真面目にこなします。また、もっと効果的、効率的に やろうとします。 しかし、この会社さんのお話のように、この”真面目さ”が、 かえって、局所最適となり、問題を大きくすることが あるようですね。 すると、全体的な視野を持っている人が必要。 そこで、経営者さん・上司さんのお仕事は、仕事の ながれ全体を見渡し、どこから改善していくのかを 職場の仲間とともに話し合い、ともに実行していく 環境や場をつくることなのかもしれませんね。 今日も一日、仕事の質をさらに向上させるために、 職場の仲間とともに、問題・課題の起点を探り、そこから 改善していくための場をつくる一日としましょう。
- posted by okataduk |
- 16:49 |
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