つながり

  毎朝、私たちが目を覚ますと、そこには、普段の景色が見えます。
  
  お部屋があり、家があります。
  
  そして、自分も家も、この土地というか、大地の上に立っています
   (建っています)。
  
  建物は普通動きません。
  
  自分も、何もしないまま、立っていれば、自分はまったく動いていない
    ように思えます。
  
  そこでは、目の前には、普段の風景が見えるだけです。
  
  □ これが、自分視点。
  
  ところが、この瞬間でも、本当は、自分は、ものすごい
  速度で動いています。
  
  それは、地球と一緒に動いているからです。
  
  昼と夜があるのは、ご存知の通り、地球が自転している
  からです。地球の自転が、そのまま、”毎日”
  という時間を作り出しています。
  
  自転がなければ、清々しい朝も、しずかな夜もありません。
  
  そして、地球の自転の速度は、466m/毎秒(1,677km/時間)です。
  
  私たちは、実は、時速 1,677kmの速度で地球とともに
  動いています。
  
  次に、地球は、太陽のまわりを回っています。公転です。
  
  地球の自転の地軸が太陽に対して傾いており、また公転
  しているので、私たちには四季があります。
  
  そして、地球の公転の速度は、29.8km/毎秒(107,280km/時間)です。
  
  私たちは、107,280km/時間という速度で太陽のまわりを
  動いているのです。
  
  そして、これを私たちは直接感じることはないのですが、
  この太陽を中心とする太陽系も、この銀河系を中心として
  公転しています。
  
  その速度は、なんと、220km/毎秒です。
  
  私たちは、実は猛スピード銀河系を旅しているような
  ものなのかもしれません。
  
  一見すると、わが家の目の前は、普段どおりの風景です。
  
  土地があり、水があり、空気があり、太陽があります。
  
  この風景は、今までもこのままであり、これからも、
  このままであるかのように思えます。
  
  一見、静止した場がそこにあります。
  
  でも、実際には、私たちは、地球の”大気圏”という、
  とても、薄い層により守られながら、この宇宙を
  ものすごいスピードで地球とともに移動しています。
  
  □ これが、自分を含む全体を見る視点
  
  こうみると、自分が、地球の一部であり、そして
  宇宙の一部であることが見えてきます。
  
  普段、自分の目から見ている視点を、すこしずらす
  だけで、これだけ違うものがみえてくることが
  あるようです。
  
  そして、このスケールで、宇宙の一部である私たち
  一人ひとりをみていくと、私たちが持っている日々の
  悩みもこだわりも、実は、ほんとうは大したこと
  じゃないのかもしれない。。。と感じることが
  あるようです。
  
  視点をずらし、全体をみると、そんな効果もある
  のかもしれませんね。