2007年08月01日
フードマイレージという考え方
グリーンコンシューマ(環境のことを考える消費者)の中に、フードマイレージという考え方があります。 フードマイレージ・・・なんとなくマイレージという響きを聞くと、どこぞの飛行機のポイントかと思われては困るので、以下その中身をいくつか見える形のものから上げておきます。 端的に言うと、フードマイレージというのはある食材(たとえば小麦)が「収穫された場所」から「われわれの食卓」へ並ぶまでの距離(x量)のことを言います。 同じ小麦でも、道産小麦とアメリカ産小麦では、僕が食べる場合において道産小麦の方がフードマイレージが小さいと言えるのです。 (ちなみにフードマイレージは輸送距離x輸送重量で算出するので、較べる際は大きい/小さいといいます) 当然、輸送距離が大きければその分輸送にかかるエネルギーが必要になりますので、より地産地消に近い形でたべものを選んだほうが環境への負荷は少なくて済みますよね? だからフードマイレージに気を配っていきましょう・・・ということです。 ちなみに日本の食糧自給率は農林水産省のデータによりますと、 生産額ベースの総合食料自給率に関しては69%(H17年)です。 そして酒類を含む供給熱量総合食料自給率は38%(H17年)です。 これの違いについては前者がマネーベースでの自給率。 後者については口にするあらゆるものの、カロリーベースでの自給率です。 (ただ単に自給率といっても、69%も正解だし38%も正解なんですね) で、S40年だとどうなってたか。 生産額ベースの総合食料自給率に関しては86%です。 そして酒類を含む供給熱量総合食料自給率は73%なんですね。 この後者における73%(S40年)→38%(H17年)という下降があまりにショッキングです。 どんだけ日本は輸入に頼る国家になってしまったか・・・ということですね。 でも食料の生産が全くできない!!というわけではないわけですよね。 事実、主食である米に関しては減反まで行いながら生産について規制をしているくらいです。 日本人は贅沢な食事をしているという風にも言われちゃうわけです・・・。 ちなみにフードマイレージ・地産地消に関しては、追求しすぎてもそれはそれで問題が起こるという話もあります。 たとえば東京23区内で地産地消をしましょう!という話になれば、多くの東京都民が食いっぱぐれることでしょう。 極端な話、にんじん1本3,000円とかそんな感じになるんじゃないでしょうか。 まあ、そんな子供じみた反論をするような人は相手にもされないとは思いますが、子供じみた暴論がまかりとおりつつある現代においてはわからないですけどね。 ただ、そのあたりのバランスをとりつけながら、同時にフェアトレードなどにも関心を払っていく。 それができるのは政府でもなければマスコミでもなく、軍隊でもなくって、やっぱり僕ら消費者です。 ひとつ、今日買い物をするときに「フードマイレージ」のことを考えてみてはいかがでしょうか。
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