省スペースというエコ



日本は狭いです。

アメリカの人口密度は31人/k㎡で、日本の人口密度は337人/k㎡ですから、およそ10倍は人が密集しています。
しかも森林国の日本ですから、住めるところと言ったらその中のわずか。

何がいいたいかっていうと、日本は狭いんです。
だから、ビバリーヒルズに憧れておんなじ家を建てようとすること自体に無理がある、と。

ましてや別荘を閑静な山村に・・・というのも、僕には無駄なほうの贅沢に思えるわけです。

無理を通そうとすれば、痛みが伴う。
その痛みを誰が負うのか?といえば、それが自然環境・・・山だったり川だったりです。

本来、日本人には狭いスペースを有効に活かす知恵がいっぱいありました。

西洋人がベッドで寝ている時代、日本人は出し入れ可能な布団を使っていました。
機能的にものや衣類を収納するために、タンスが生まれました。

そして、食事するときにだけテーブルがあればいい。
食卓が常設されている必要はないんだということで、持ち運び可能で収納も自在な卓袱台(ちゃぶだい)があったのです。

僕も子供のときは家の卓袱台係でした。

母がご飯できたよ~って言ったら、そそくさと折りたたみ脚の卓袱台を取り出して居間にどかんと置くのです。
そして食事を頂いた後は、自分で食器を提げて、卓袱台を台拭きで拭いてまたしまうと。

こういったような光景はおそらく日本中のそこらで、もしかしたら今も行われているかもしれませんが、テレビドラマなどでも中流家庭の描写で卓袱台が出てくることはありません。
なんだか、卓袱台が出てくると貧乏な描写がついてまわる。

これはいかんな、と僕は思うわけです。

狭い日本で利口にスペースを楽しむ知恵、卓袱台。
再考の余地ありだと思うんですけどねぇ。


ちなみに冒頭の写真にある卓袱台は、
モダンインテリア「銀紗(ぎんしゃ)」さんの折りたたみ卓袱台。
税抜18,000円となかなかどうして決断の必要なお値段ですが、デザインが非常にツボなんです。

しかもほら
20070921-01.jpg
こんなに小さく!
まさに機能的ですね。

懐古主義というわけではありませんが、昭和とか大正というキーワードがビクンッとくるのです。
時代が許すならば和装で外出したいくらいです。
波平さんのオフの格好とかサイコーじゃないですか。

そもそも和装も日本という風土、日本人という体型にごく自然にマッチした衣装だと思ってます。

話が脱線しましたが、その他にも銀紗さんではステキな和アイテムがいっぱい。