2008年03月24日
「いただきます」と「ごちそうさま」
食事をするということは、動植物の命をいただくということである ~中略~ これは単なるマナーを超えて自然に対する感謝に基づく行為である。 日本文化は自然を大切にし、命を慈しむ文化であるからこそ、「いただきます」「ごちそうさま」を言う習慣が生まれたのだ。 「生命文明の世紀へ」第三文明社(レグルス文庫261)より 僕は、大学の時、食べる時のあいさつがなくなってきていることに不安というか違和感というか、、、そのようなものを感じていた。 それをクラブ活動で語ったこともあったから、もしかしたら覚えている人もいるかもしれない。 ”食べる”という行為に対しての感謝の気持ちが、現在はほとんどなくなってしまっている。 生き物をいただくのに、感謝しない。これが、”命が大切”という感覚を鈍らせているように思えてならない。 かくいう自分も、毎度毎度、「いただきます」「ごちそうさま」を言って、食事をしているわけでもない・・・(悲しいけど事実) こうなってしまった大きな原因は、アメリカ食文化のファーストフードの発展だという。 注文してから2~3分ででてきて、そのまま食べるというこのスタイルが食に対する感謝の心を奪ってしまった。 しかも、それは食べる時に限らない。ファーストフードの生産工程では 「いかに効率よく、いかに大量に」が重要視されるから、食べられる動植物のことはほとんど考えられていないのが現状である。 これらが普遍化することによって、「命に対する感謝の心」が失われてしまった。 アメリカ食文化が悪いわけではない。アメリカでも食事をする前に神への感謝をするという習慣がある。 しかし、ファーストフードのような、経済の思考が蔓延してしまった ことは事実であるし、それがアメリカ食の代表みたいなものになっているのも事実である。 この本には、「何を食べるか」が環境を守るための大きな分かれ道だと言っている。 ぼくもその考えには賛成である。 「命に対する感謝の気持ち」をはぐくむことができるような食文化が今後、人類が生きていくうえで重要だ。 それが、大きな目で見れば、循環型社会へつながっていくし、環境を大切にしようという心になっていく。 いきなりの変化はできないかもしれないが、できることから食を見直して生きたいと思う。 この本ついて、まだまだ伝えたいことが書かれている また書きます
- posted by que_you1 |
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