我々はウェブの利用により知的怠惰になったのだろうか?

我々はウェブの利用により知的怠惰になったのだろうか?
 
「では、これまでどうやって調べていたのですか」

記事の情報ソースを探して確認すること、
昔の記録や分析をすること、
信頼できる文献や議論の余地がある文献を整理すること。

すっかり忘れてしまっていた!?

*

”ウィキペディア革命”を読んでいます。
ル・モンドに寄稿しているパリ政治学院に関係するジャーナリストによって書かれている。

読み進めるうち、これはウィキペディア(ウェブ上の百科事典)のみの問題ではなく、
より広範囲の問題にも適応可能である、というように感じています。

そして、関連付けを考えたときにすぐに浮かんだのはCOPY&PASTE問題です。

*

知識形成段階における教育

学生は安易にCOPY&PASTEをし、教師は検証作業に駆り立てられている。

なぜ問題なのか。

知識あるいは真実への過程に、そこで得られるものよりも価値を置く考え方がある。
(ソクラテス・メソッド)
その考えによれば、成熟と考察が緩やかなプロセスであるので、
できあいの思考に頼りきってしまうことは問題である。

また、情報ソースにあたることは,
科学、歴史、ジャーナリズムなどあらゆる学問の基礎であると考えられている。
この点からも問題である。

*

既存の教育の限界

「インターネットは、かつてなかったほどに、膨大な情報を提供してくれる」

インターネットを利用することに教育がまだ適応していないことにも問題がある。
(そもそも、我が国の公教育では、添削やフォローをせずに課題を要求している。
そもそもこの方法に無理があるように感じる)

知識の習得において、アプローチしなければならないのは、
小さな断片的な情報ではなく本来のデータや事実の全体である。

*

「映画館に足を運ぶ回数が減り、テレビが生活に入り込んで必需品となった」

ウェブの進化を止めることはできない。

インターネットを使って情報を利用する方法を磨くこと、
批判的精神を磨き情報ソースの重要性を教えることが大切ではないだろうか。

適応するまでに時間をかけても、どのように膨大な情報を処理するのか、
そこからどうしたら有益な情報を探しだすことができるのか、
効果的な方法を考えていかなければいけないのだろう。

*
ル・モンド・ディプロマティーク
http://www.diplo.jp/

ウィキペディア 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89

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