食の安心安全について・13

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           食の安心安全について・13
            
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 食材から作られたものをその場で食べてしまうのならば、保存料や酸化防止
 剤は不要でしょう。

 けれど、食材が工場内で数日保存され、大量に加工され、遠方から運ばれて
 店頭に並ぶものは、保存料がないと難しいかもしれません。

 船で何日もかけて運ばれてくる食材には、酸化防止剤が必要かもしれません。

 いつ行っても同じ形、同じ味で出てくる料理には、着色料や香料、化学調味
 料の助けが必要かもしれません。

 本当ならば手間隙がかかる仕事を早く済ませるために、結着剤や安定剤が使
 われているかもしれません。

 それらが自分にとって必要なものかそうでないか、決めるのは自分たちです。
                                                                    (次回に続きます)



写真は、今が旬のサンマを使った「サンマのレモンハーブ煮」です。


食の安心安全について・12

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           食の安心安全について・12
            
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 さて、前回は安心安全についての究極の選択の話をいたしましたが、普段私
 たちは、その両者の良い点をバランスよく使い分けていると思います。

 例えば、不衛生で雑菌が多そうなお店の肉より、衛生的にパックされた肉を
 選んでしまうかもしれません(包装紙不要というエコな考え方は、また別の
 機会にお話ししましょう)。

 反対に、新鮮な肉であれば着色や窒素充填の必要はないので、不必要な添加
 物の入っているものは避けているかもしれません。

 そう、今チラリと書きましたけれど、「自分にとって必要か不必要か」とい
 うのが、基準のひとつになっていると思います。

                                 (次回に続きます)



お彼岸でしたので、簡単につくれるおはぎをご紹介しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/reiko_yasui/16992386.html


食の安心安全について・11

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           食の安心安全について・11
            
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 あなたの安心安全の基準について、お話しています。

 では、食品は腐るもの、形が変わるもの、変色するもの、雑菌はそこいら中
 にいるもの…と考えた場合の「安心安全」はどうでしょう。

 その場合は、流通の過程を経ても何も変わらないように加工してあるものは、
 安心安全と言えるのでしょうか?

 雑菌によっておなかを壊すのが、安心安全か。
 雑菌を殺す添加物が入っているのが、安心安全か。

 何だか、究極の選択のようになってしまいましたね。
                          (次回に続きます)



※写真は、「タイ風鶏ひき肉のバジル炒めごはん(ガパオ)」です。



食の安心安全について・10

 
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           食の安心安全について・10
            
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 原材料や添加物を想像しよう、というお話しをしていたところでした。

 さてここで、とても基本的な問題に立ち返ります。

 あなたは、何を以って「安心安全」と考えますか?

 例えば、どんな食品においても、腐りにくく、形が変わりにくく、色が変色
 しにくく、菌に冒されにくいものを求めるのであれば、食品表示を見た時に
 「保存料」や「殺菌剤」などが入っているものが「安心安全」なのでしょう。

 お弁当に入れても腐りにくいので、安心。
 やや過酷な状態においても、色や風味が変わらないので、安心。
 加工をしてから時間が経っても、菌が繁殖しないので、安全。
 
 それらがあなたの「安心安全」の基準であるなら、今の日本の工場で作られ
 ている製品は、割と安心安全と言えるでしょう。

                          (次回に続きます)



※ゴーヤーのワタ、捨てるものだと思っていませんか?
食べるとおいしいんですよ。苦味もないし。

これは、ゴーヤーのワタを入れて焼きこんだ玉子焼き。おいしいですよ。
 


食の安心安全について・9

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           食の安心安全について・9
            
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 ちょうど今、朝日新聞の朝刊の生活欄で「あなたの安心」という特集をやっ
 ています。

 分かりにくい食品表示について解説しているのですが、食品表示には、【そ
 の食品に含まれているもの】しか出ていません。

 「脱脂加工大豆」が何であるか分からなくても、それが含まれているという
 情報だけは分かります。

 私たちは、その少ない情報の中から、その食品に含まれているものはなんで
 あるかを想像するわけです。
 
 さらに言えば、キャリーオーバーなど、書かなくても良い原材料・添加物な
 どもありますから、想像しなければならない幅はとても広いのです。

                                                               (次回に続きます)


※写真は、グリーンカレーとサルサ・メヒカーナで食べるそうめんです。




食の安心安全について・8

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           食の安心安全について・8
            
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 豆腐を例として上げてみましたが、どの食品にも同じことが言えます。

 しょうゆだって味噌だって、本当ならばかなりの手間と原材料費がかかるも
 のが、どうしてこんなに安くできるのでしょう?

 もしかしたら、大豆油を抜いた後の大豆を利用しているから安いのかもしれ
 ない。

 お酒が安いのは、どうしてでしょう?

 自然発酵させたものに、醸造用アルコールを足して量を増やしているのかも
 しれない。

 ひとつひとつをコメントしていくと、数限りなく出てきますので、どうぞご
 自身で考えてみてください。繰り返しますが、考えることが大切なのです。

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写真は、サルサ・メヒカーナを使ったタコ・ライスです。
夏にメキシコ料理って、サイコーですよね!


食の安心安全について・7

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           食の安心安全について・7
            
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 昨日豆腐の作り方をご説明しましたが、これだけ手間のかかるものが、ほん
 とうに98円で売れるでしょうか?

 もちろん、高ければいいという訳ではありませんが、「安いものには、訳が
 ある」。どうして安くできるのかを考える必要があるのです。

 ・大豆を煮る時にできる泡を消すことで(消泡剤添加)、手間が減り人件費
  が削減できる。また泡の分まで材料にできるので、豆腐が多くできる。

 ・固める時ににがりを使わないことで(凝固剤添加)簡単に固められ、こち
  らも人件費が減り、上澄み分も豆腐にできるので、豆腐が多くできる。

 その結果、どれも均一な品質で、多量の豆腐が出来るのです。

                          (次回に続きます)



※写真は、冷蔵庫の残り野菜をたっぷり入れて作る「ミートソース」。
 そろそろこういうこってり系もおいしい季節になりますね。
 

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食の安心安全について・6

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           食の安心安全について・6
            
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 ちょっと例を挙げてみましょうか。

 例えば豆腐。手作りをするつもりだと、まず大豆を水に浸けて、8時間。そ
 れをミキサーですり潰して、出てくる山のような泡をどけながら(鍋の前か
 ら離れられません)煮て、それを布で漉して、にがりを入れてゆっくりかき
 混ぜ(コツが必要)、箱に入れて重しをかけて水分を抜いていきます。

 うぅ、読んだだけでも手間がかかりそうなのが分かっていただけます?

 大豆を浸けるところから考えると、10時間位かかりますね。

 それから、大豆300gからできる豆腐は、約500g。2丁というところでしょ
 うか。

 大豆300gが300~400円位ですから、にがりを入れない原材料費だけで1丁
 150~200円。ここには、10時間の労働手間賃は入っていません。

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20080816-00.jpg


※写真は、昨日作った「ホタテのヒモときゅうりの明太酢ぬた」です。
新鮮なホタテだからおいしくできました。きれいな海を守りたいですよね。


食の安心安全について・5

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           食の安心安全について・5
            
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 子供のアレルギーからいろいろなものを手作りしたという話しの続きです。
 さて、手作りを始めると、いろいろと気がつくことがあります。

 この食品は、こんなに手間がかかるのか。
 この食品は、手作りだとこんな味になるのか。
 この食品は、こうやって作るとこんな色になるのか。
 この食品は、こんなに安くできるはずがない。

 などなどです。その後、子供と一緒に農作業を体験したり、食のセミナーな
 どで学ぶことで、その思いはさらに強くなっていきました。

 何かを考えるということは、まずは疑問を持つことから始まります。
 自分の周りをよく見てみましょう。

 私のように実際に作ってみなくても、疑問がわいてくる食品があるはずです。

                          (次回に続きます)


※写真は、ルーを使わないので油っぽくないアスパラガスのポタージュです。


食の安心安全について・4

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           食の安心安全について・4
            
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 ふふ、質問がありましたのでお答えしますが(みんな、興味あったのかしら?)
 大豆のアレルギーがあると、大豆油だけではなく、納豆や豆腐、さらには味
 噌もしょうゆも使えません。

 じゃあどうしていたかというと、大豆アレルギーの人のために、「米だけで
 作ったしょうゆ」や「雑穀で作った味噌」などが売られているので、それを
 使っていました。(さすがに納豆や豆腐はなかったですけどね)

 大豆で作られた味噌やしょうゆとは風味が若干違いましたが、それでもやは
 り、あるとないとでは料理のバリエーションが全く違います。

 最初は塩だけでやっていたので、「塩分」によって素材のうまみの出方は全
 く違うのだということを学びましたし、代用品でも味噌、しょうゆを使うこ
 とによって、料理は「塩分」だけではなく「風味」が大切なのだなというこ
 とも学びました。

 脱線しましたが、次は元の話しに戻しますね。

                                 (次回に続きます)



※写真は、牛ひき肉を使った、中近東風のケバブバーガーです。