あなたが世界を変える日

私は学校で、「絵本の会」というボランティア活動をしています。

子どもたちの朝礼の時間に、絵本を読んでやるのです。

楽しい本、泣ける本、ほっとする本・・・絵本は、読むほうも聞くほうも、心がやわらかくなります。


その中で、今年卒業した6年生たちに、最後の朝礼で読んでやった本が、「あなたが世界を変える日」でした。
この本は、11年前の世界環境サミットで、カナダの12歳の少女がした伝説のスピーチを翻訳したものです。

同じ12歳の子どもが、居並ぶ世界の大人たちを前に、たったひとりでスピーチをしたのです。その内容を、子どもたちは静かに聴いてくれました。


本を読んだ後に、こう付け加えました。

「今、地球温暖化が話題になっています。
私たちも、精一杯のことをしたいと思っています。

けれど、私たちのほうが、あなたたちよりも先に死んでいきます。
あなたたちのほうが、地球を長く使うのです。

自分たちの使っている部屋を汚されて、黙っていられますか?
誰でも、「やめてちょうだい」と言えるでしょう。
それは、自分たちの部屋だからです。地球も同じ。
私たちの地球、あなたたちの地球なのです。

だから、地球を汚している人を見かけたら、あなたたちが
『私たちの地球を汚さないで』と言っていいと思います。

(もちろん、怖いときには直接言わなくてもいいの。
新聞に投稿するとか大人に言うとか、できる方法でやってね)

大人よりも子どものほうが、より切実に地球のことを考えるべきです。
あなたたちが、主導権をとっていいと思います。

それができることを、このカナダの少女が証明しているのですから」・・・と。


子どもの日に、ぜひ大人は子どもたちに話してあげてください。
地球は、自分たちのものなんだって。。



あなたが世界を変える日あなたが世界を変える日